第11章 悪夢が覚めると、
それから本部は雰囲気が少し暗くなった。
ゆるはA級からB級まで顔が広かったからだ。
特に三輪隊は元気がなくなっていた。
『陽介~!ランク戦いこ!』
『こら、陽介!もう少し勉強しなさい!
私が教えよーか?』
『古寺くん!狙撃の練習??』
『古寺くんは優秀だ!!いい狙撃手になるよ。
私のサイドエフェクトがそう言ってる笑!!』
『透!テストお疲れ~!!甘いものいる??』
『透!!今度、一緒にお出掛けしよ!
どこ行きたい?楽しみだなぁ。』
『秀次!いつまでウジウジしてるの!!怒っちゃうよ!』
『私、秀次と一緒に頑張りたい…。
二人でずっと一緒に頑張るの!』