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甘えたがりの恋(仮)

第8章 悪夢、再び。





そう決意して私はすぐに集団を片付けて次に向かおうとする。

するとさっき倒したトリオン兵の中から、見たことのないトリオン兵が出てきた。

驚く暇もなく攻撃してきた。


『…あっぶな。』


ギリギリでかわし、攻撃を仕掛けるが今までのトリオン兵と違って動きが早く避けられた。


『何こいつ…。何か嫌な予感。』


一旦距離をとり、トリオン兵をメテオラで仕留めた。

そして、忍田本部長に無線を繋ぐ。


『こちら、辻ゆる。新型のネイバーを確認。B級、もしくは個人では倒すのは難しいと思われます。どうしますか?』


「辻も応戦してくれ。東によると隊員を捕らえようとするらしい。他にも情報が入り次第伝達する。くれぐれも気を付けるように。」


『了解。』


私は諏訪隊のいる方向へ向かう。

近づくとネイバーの近くに人影が見えてくる。


『あれ、蒼兄!』


「ゆるか。こっちは終わった。」


『ちょっと遅かったかぁ。』


「ゆる先輩がいなくても俺達だけで倒せますよ。」


『お、しろくん言うねぇ。』


と会話していると、

後ろにゲートが現れる。


『「!!」』


出てきたのは黒い角の人型ネイバー。


『…ということは、アフトクラトルか。しかも、こいつ黒トリガーだし。』


「俺達は当たりのようだな。ゆる。お前は他のカバーに行け。ここは俺達が片付ける。」


『了解。蒼兄、やられないでよ。』


「ああ。」


そして私は、別のネイバーの元へと移動する。










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