• テキストサイズ

甘えたがりの恋(仮)

第5章 遠征部隊の実力




ダンッ


『悠一……私のこと忘れてない?』


「……!」


「ゆる…!?」


みんな驚いてる。

まぁ、ネイバーを恨んでいる奴がこっちだったらそうなるか。


「ゆる先輩もこっちなんですね。」


と嵐山隊の時枝充が声をかけてきた。


『うん。悠一と今日、忍田さんにも頼まれたから。あと、遊真と会って私はこっちがいいって思ったから。』


「ゆる……。お前も覚悟はできてるんだろうな。」


『もちろんできてるよ。慶と蒼兄には負けない。』


そして悠一が宣言する。


「これで俺達は絶対負けないよ。俺のサイドエフェクトがそう言っている。」


「…なるほど、"未来視"のサイドエフェクトか。ここまで本気のおまえを久々に見るな。面白い、おまえの予知を覆したくなった。」


慶の言葉で戦闘体勢に入る。


「やれやれ、そう言うだろうと思ったよ。」





















ドンドンドン







戦闘を開始したと同時に激しく音が響く。



遠征部隊が動く。

スコーピオンを使いこちらへ一直線に攻撃を仕掛ける中、対抗して木虎ちゃんと充がアステロイドで迎え撃つ。

それをガードし悠一に向かい攻撃を仕掛けるが、それをかわし相手のスコーピオンを壊していく。

その隙をついて弧月で斬りかかる慶だったが、私はギリギリでかわす。




「…流石ゆるだな。」


「ばか慶には負けませんよーだっ!」


私は一旦距離をとって


『アステロイド!!』


細かくアステロイドをとばす。



私から離れた慶がアステロイドをかわし、再び孤月を構え、すぐに攻撃を拡張し周りの家まで斬り裂く。

瞬時に反応した私達は一斉に跳び斬撃をかわす。

そして、准と充が放ったアステロイドを盾に慶達から距離をとった。


ドォォォン




お互いの姿が見えなくなったのを確認した私達は、一旦その場から姿を消す。










/ 83ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp