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【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜

第2章 仲間


「今日から改めてよろしくお願いします!」
「おいおい、そんな堅苦しい挨拶なんて要らねぇよ?俺たちは今日から同等!仲間だ!」
「…はい…!」
「同等だぞ?俺達には敬語なんていらねぇよ!」
「……う、うん!」



船のルールや船番の順番を教えて貰い、自己紹介が始まる。クルーは総勢20名。私を含めると21人



「改めて俺がシャチ。そしてこっちがペンギン。シロクマのベポ、唯一うちのクルーの中で女のイッカク、シャボンディで仲間になったジャンバール、ウニ、それから……」

「私、ねね。23歳。好きな物はオムライス。ウェザウェザの実を食べた「天気人間」よろしくね…!」

「……っ!!♡♡」

「こ、この船の皆はなんですぐ倒れるの?」

「き、気にするな……刺激が強いだけ……!」
「おい。」



トラファルガーローが私の後ろに立つ。自己紹介が済んだら一度潜水するとのご命令。クルー達は素早く行動に移る



「なんで潜水するんですか…?」
「基本的に移動は潜水する。海軍の軍艦には潜水艦がない。海の中の方が安全だ」
「……そういえば、貴方の事……まだ知らないことが多いから教えてくれませんか?」
「…そのうち知るだろ」
「ぐっ……じゃあなんて呼べばいいですか?キャプテン?それとも…トラファルガーロー…?」



「好きなように呼べ」



「じゃあ…ロー…でいいですか?トラファルガーローって長いし…」
「!……あぁ」
「ロー!えへへ」
「……っ!」



なんだか友達が一気に増えたみたいで嬉しい。私はずっと1人だったから、友達なんて居なかった。こうして対等に話せる人がいる喜びを久しぶりに感じた



「私はねね。改めてよろしくお願いします」
「……あぁ」




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