【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜
第2章 仲間
「これは返しておく」
「…え?」
ローが持っていたのは、昨日私がこの船で悪さを働かないようにと用心棒で取られていた心臓。ドクン、ドクンと動いてる。自分の心臓を見る日が来るとは思いもよらなかった
「こ、これ治るんですか……?」
「空洞になっている心臓部分にはめろ。元に戻る」
「…勿論だとは思いますが、悪魔の実の…?」
「……オペオペの実を食った」
「オペ……医者にはうってつけの能力ですね」
「……まぁな」
「…ここの船のみんなは……私の知ってる海賊じゃない。たった1日しか一緒に居ないけど…いい人達なんだって分かる。勿論、ローも。」
フワッとねねの髪が風になびく。水色の長い、細い髪が俺の目の前を通る。海を見ていたねねが突然俺の方を向く。大きいエメラルド色の目で俺を見つめる
「ねぇ、私、ローの事……もっと知りたいです」
「…っ!?」
「貴方は何故海に出たの?どうして海賊になろうと思ったの?……私の知らない世界を沢山旅してきてるはず。なら私はもっと世界を知りたい」
「……」
「ローと一緒について行けば、見られる気がしたの。私の知らない世界を」
「キャプテンー!潜水準備出来ましたー!」
「……あぁ」
俺は甲板の扉を開け、自分の部屋へ戻ろうとする。その前に一度、立ち止まる
「……さっきの質問、いつか答えてやるよ」
「……!」
「潜水するぞー!」
船はあっという間に海の中へ。ここからハートの海賊団としての人生が始まったのだった。
ここからだったよね。ロー