【ONEPIECE】スキ&大スキ 〜トラファルガーロー〜
第3章 天気を操る女
「…よし!」
食卓にはドーンと我ながら豪華な朝食がズラリと規則正しく並んでいる。今日早起きして作った甲斐があった。
クルーの皆はまだ寝ている。
もちろんローも。
昨日、この船の為に私が出来ることを考えていた。
行き着いた答えは「料理」
私は集落の長のお世話係をしていたから、料理の腕には自信があった。とは言っても場数を重ねただけなので言うほどまでに味に自信は無いが
「朝7時か…。そろそろみんな起きてくるかな」
「うお!?何これ?!」
一番最初に起きてきたのはどうやらペンギンだったようだ
「おはよう。ペンギン。朝早いね」
「まぁな。今日は朝船番だったんだ」
「私は今日朝の5時に起きちゃったよ〜」
「はや…!1人で作ったのか…?」
「うん…!みんな喜んでくれるかなって」
ねねの無邪気な笑顔になにかの矢が胸に刺さるペンギン。
「なんで胸抑えてるの?」
「キニシナイデ。」