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~SWEET BLACK POLICE~ 【DC:降谷零】

第4章 小さな探偵さんとプライベートアイ


「なんだ、そうだったんだ。」

自分の勘は勘違いで、安室さんのことをきっとただの刑事をナンパしていると思うことだろう。

「おーい、コナン帰るぞっ」

毛利探偵の呼びかけによりコナン君は蘭ちゃんと手をつないで帰っていった。安室さんも仕事があると戻っていき、私も警視庁に帰ってきていた。

「はぁぁぁぁぁっ。疲れたぁぁぁぁっ。もうドッと疲れた。何もしたくないレベルだよぅ。」

時計は23時をさしている中、みんな帰宅した警視庁で方向を仕上げるため一人、机につっぷする。

「うぅっ、これを仕上げたら次は警察庁に行って考えるのも恐ろしい自分の机と向き合わなければ…。なんてブラック企業なのよ…。」

涙目で独り言をいいながら、さっさと報告書を仕上げていく。どうせ、ゼロくんも帰ってこないだろうし、今日は徹夜で仕事をする予定だ。そうでもしないと終わらない。

「よし!!おわったーっ!次は警察庁に…。はぁ。」

警察庁につくと予想を上回る量の仕事が山積みにされていた。とりあえずコーヒーをかって仕事に取り掛かる。

「くぅぅぅぅっ!カフェインが身に染みる!なんか私おっさんみたいじゃない?え?悲しくなってきた。」クスン。

ピロリン。

「ん?こんな時間に誰だろ?」

スマホの着信音がなり画面を見たらゼロくんからだった。

 【今日はお疲れ様。久しぶりに一課で働いている陽菜をみれてよかったよ。明日、毛利探偵事務所の下にあるポアロに来てくれ。今日は帰れないけどきちんと休むんだぞ。仕事ばかりするなよ?愛してる。】

「ふふふっ。ゼロくんったら。でも、なんでポアロ?てか仕事ばっかりってそのままお返しするよ。よし!!元気出てきた!やるぞーっ!!」

愛し旦那様からのメールで元気が出てきた私は、その後たまっていた仕事をものすごいスピードで片付け、気付いたら朝陽が上っていたのであった。

NEXT…。

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