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~SWEET BLACK POLICE~ 【DC:降谷零】

第4章 小さな探偵さんとプライベートアイ


「ふっ。よく言うぜ。愛しい女が誰かのもんになっちまう前に殺したんじゃねぇのか?ウェイターさんよぉ。」

なぬ!愛しい女だと!安室さんのの愛しい女は私だ!と心の中で叫びつつ黙って見守ることにする。

「え?」

訳の分からない発言にポカンとする安室さん。
目暮警部は2人のやり取りを見て理由を説明するよう促す。

「自分で言わねぇなら俺がいってやるよ!こいつは初音とこそこそ密会してた愛人なんだよ!」

安室さんを指をさしながら伴場さんが叫ぶ。

「(いやいや、伴場さん?その人は私の旦那様、安室透こと降谷零でございます。消して初音さんの愛人ではありませんよー!)」

しかし、彼を知らない目暮警部達は驚き真相を確かめる。

「なにぃ?!それはほんとうかね?どうなんだ!君っ!」

「ふふっ。そりゃ、会ってましたよ。何しろ僕は彼女に雇われていた……“プライベート・アイ”探偵ですから。」

メガネを外しながら素顔を見せる。そんな安室さんを見て目を見開いたコナンくんを私は見逃さなかった。

「(あーあ、絶対コナンくんに疑われちゃうよ、これ)」

「おかしいじゃねぇか、なんで初音に雇われた探偵が俺と初音の結婚パーティーの店で偶然ウェイターをやってんだよ。」

「偶然ではありませんよ。僕がアルバイトとして採用されたこの店をパーティー会場に選んでもらったんです。」

「でも、一体なんのために……?」

「もちろん、あなたの動向を監視するためですよ。初音さんに頼まれたんです。浮気性のあなたに他に恋人が居ないか調べて見張ってくれと……。だから、わざとあなたのスボンにケーキのシミをつけたんです。女性に言い寄られないように。もっとも、僕が彼女にそう頼まれていたことを証明しようにも、初音さん本人はこの店の駐車場の車の中で、焼死してしまったようですが……しかし、僕が彼女に依頼をうけていたことは、そこのサングラスの彼が証明してくれそうですよ?」

「はっ!」

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