第1章 片思いの彼に好きと言ってみた。
「決まってるとか知らないもん!」
「だからお前はガキだっつってんだよ。」
「はぁ!?てか私のこと好きなら
一度ぐらい立ち止まったりしなさいよね!」
「あ?それはまァ、あれだ。」
あれとか言われたところで
私にはさっぱり分からないし
なんかどうせ悪口しか言わないんだろうし?
「追いかけてくるお前がかわいいもんで
堪能してたらァこんなとこまできやがっただけだ。」
「ッ...んとになんなの!!」
「あ?おれが素直に言ってやってんだろうが。」
かわりようが怖いんだって!
私明日死んじゃうの!?
「ごちゃごちゃ考えてねェで、
おれらはもう恋人同士なんだ、
思うがままおれに愛されてりゃァいいんだよ。」
わかったか?なんて言って
私にあやしく微笑むもんだから
余計にパニックになって心臓も持たなそうです。
「お前が素直になるまでだいぶ待ってやったんだ。
このままおれの部屋に連れてくぜ?」
「うんそれはいいけ、ど.....へ!?!!!」
この後私はとことん愛されて
次の日きは身体中に赤い痕があった。