• テキストサイズ

【デュラララ】非日常な毎日

第7章 街の日常



身動きが取れなさそうな帝人くんを見た正臣くんがすかさず

正臣「こいつらはただの友達です」

臨也「ふーん、俺は折原臨也。よろしく」

帝人くんは思った。この人が関わってはいけない人間。敵に回してはいけない人間。ただそこまで危険な印象を感じてはいない。思ったより、普通の人だとも思っていた。

帝人「竜ヶ峰帝人です。」

臨也「エアコンみたいな名前だね

じゃあ、そろそろ待ち合わせの時間だから」

それだけを伝えて足早に去っていった。

正臣「名前聞かれなくて良かったな涼」

『うん、でもきっとバレてるだろうな』

正臣「だな
俺らも行こうぜ、ええと、何処行くんだっけか」

帝人「今の人が、そんなに怖い人なの?」

『ちょっと聞かない方がいいって』

正臣「あー、いいよ、別に
怖いって言うかさ・・・いや・・・俺も中坊の頃は色々やらかしてて、あの人と1回関わって、怖くなったんだ。なんつーか、ヤクザとは違う怖さっていうの?先が読めない感じかな。5秒ごとに信念が変わるっていうか。あの人の怖さは危ないとかそういうのじゃなくて、こう・・・『吐き気がする』って感じなんだよ。じわじわ来る怖さっていうの?まぁ、とにかく俺はもう2度とあっち側にはいかねえよ。」

あっち側・・・多分聞いても教えてくれなさそう。
臨也さんの仕事を手伝いながら自分でひも解いて行こう。

正臣「とにかくだ。あいつと平和島静雄って奴だけば関わらない方がいい。それだけは覚えとけ。」

その言葉を残して私たちと正臣くんは別れた。


/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp