第7章 街の日常
その夜・・・
帝人「ねぇ、本当に折原臨也って人は怖い人なの?僕そんな風に思わなかったんだけど・・・」
『確かに、見た目は普通の人って感じだったんだけど、正臣くんが言ってたのを聞いてると裏は結構腹黒いんじゃないかな?』
帝人「そうなのかな?それにさ、涼ちゃん、声掛けられた時ちょっと汗かいてたよね?」
『まぁね、仕方無いよ。
直前に名前出してたんだから』
ピロリン♪
私の携帯にメールが届いた。送り主は折原臨也だ。
帝人「何書いてんの?」
『え、ああ・・・
明日からバイト始まるんだって、だから明日の夜、ちょっと出掛けるね。』
帝人「バイトか・・・頑張って来てね!」
『ありがとう!』
バイトの内容聞いてこないんだね。聞かれても答えることなんて出来ないけどね・・・。
『さぁ!明日学校あるし、寝ようかな♪』
帝人「え、あ、僕も!」
こうして夜は更けていく・・・。