第10章 戦いは期末テストで
次の日。なぎさっち達は昨日A組と賭けをしたらしかった。内容は1教科トップをとること。そして、私は學峯さんのお墨付きで本校舎に入っていいことになっている。それらを踏まえて私はA組に、学秀に会いに行った。それもなぎさっち、カルマ、りおと愛美ちゃんを連れて。
「、浅野くんに会いに言って何するの?」
「ほんとよー。、あいつとおさ馴染みだからってよく絡んでられるわね。」
私はりおとなぎさっちに言われたが苦笑いで返しただけにした。そして、A組。
「まぁ見てなって!学秀ー!いる?A組のみんなもどーも。」
そういうとA組のみんなはざわつき、私はチラチラと見られた。
「やぁ、。どうしたの?後ろにもお仲間連れて。」
「賭け事をしたって聞いてね。ちょっと宣戦布告しに来ただけよ。」
そういうと、なぎさっち達は納得したかのような顔つきだった。
「へぇ。この僕に?言っとくけど、。いくらおさ馴染みでも手加減はしないよ?」
「私はそのつもりで来てるわよ。言っとくけど、私の能力知ってるでしょ?だから…。全教科私がトップ頂くわ。E組の仲間でも容赦ないわよ。それだけ。じゃね」
そう言って帰ろうとしたが、学秀にとめられた。
「、ちょっと待って。全教科トップはでも取れるだろうけど、E組全員を敵に回すことになるけど?」
「だから?そうでもしないと学秀に勝てるわけないじゃない。そういうことよ」
それだけ言って去ると、愛美ちゃんが口を開いた。
「あの…。藍奈さん。さっきの言ってること本気なんですか?」
みんなもそれは知りたがっているようだった。
「そうだよ?副教科も入れて全部トップは頂くつもりだけど。」
そう言ってE組に戻り、殺せんせーにもその事を話すとキョドっていたが、私は本気だ。