• テキストサイズ

月が欠けた日から…

第9章 真夏は青春日和


俺はあいつを止めるための計画を寺坂にやらせた。

「おい!よくも俺を騙したな!俺がお前の相手してやんよ!」

「いとな、あいつを黙らせろ。」

やってるねぇ。

「倉橋、中村、をよろしく。」

そう言って俺はあいつの様子を見ていた。解説しながら。あいつ、馬鹿だけどやる時はやんじゃん。のことは許してないけど。

俺は指でみんなを動かした。みんなは下に行って水をバシャバシャとやってくれた。全部俺の計画だ。

「あー、はおれが見とくからみんな下降りてやっちゃってくれる?」

そう言って、俺はの所へ戻った。の頭は血は止まったみたいだがまだ意識がない。お願い、。早く戻ってきてよ…。

「、大好きだよ?ずっと一緒にいるって言ったじゃん…。」

それだけ言い残してまた様子を見に行った。

「そっちがまだやる気ならこっちは全員で水遊びしてやるよ。のこと、まだ許してないんだけど。犠牲者、1人出してんだよ。あんたらの計画でね。俺の女だ。賠償は高くつくけどどうする?」

そういうとさっさと帰っていった。

「何とか追っ払ったな。」

「だけど、が…。」

そういうとみんな黙ってしまった。俺だってあんなの姿みたら泣きそうで寂しくてたまんないんだよ。
/ 368ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp