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月が欠けた日から…

第9章 真夏は青春日和


「そのことなら心配ありません!先程私の触手で藍奈さんの頭の皮膚と細胞を少しいじり、私の触手の粘液を使って直しましたので。」

俺は殺せんせーの言葉でハッとしてすぐに駆けつけた。みんなもゾロゾロやってきて、見てみると頭はすっかり治っていた。

「……。」

そう呟くとは咳をして起き上がった。
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「ゲホッ!ゴホッゴホッ……」

私が目を覚ました時はみんなの目が一斉に見えた。

「「!」」

私は訳が分からず頭の中がハテナだらけになっているとカルマが勢いよく抱きついてきた。

「!よかったぁ。ほんとに心配したんだから…。」

カルマくんは初めて私の前で涙を流していた。こんな姿を見るのは初めてだ…。

「でも、ほんとに何があったのか…。」

私は何となく思い出してきた。結局何があったのか分からず一日の幕を下ろした。

「ってことは、結局カルマが助けてくれたってことなんだよね?イトナくんも追っ払って…?」

「そういう事だね?」

私は帰り道をカルマと帰りながら今日のあった出来事を聞いた。やっぱりうちの彼氏はサイコーだ。今日でちょうど4ヶ月。このままずっと幸せな日々が続くといいな。
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