第8章 教育の違い
「なぎさ!!大丈夫だった!、立てる?」
私は化けの皮かを剥がれたのか、顔の熱は冷めていた。
「あぁ、うんありがとう。」
「それにしても怖すぎだったよ。じゃないみたいですごく怖かった。」
「藍奈さん、守ってくれてありがとう。」
「ねぇ、。の家の事詳しく聞きたい。桜ノ宮のこと。あそこまで化け物のような姿になってビックリしてもう震え上がりそうだったんだから。」
みんなは一安心した様子で、また私のことを真剣に見ていた。これは化けの皮を見せてしまったからには話さなきゃな。
「私も藍奈さんのこと知りたいです。ちゃんと。」
「私もそれは聞きたいわよ。の化けた姿見たのはビックリだったのよ!」
「同感だ。」
先生方も知りたがっているようだった。だが、その前にまだこいつをどうにかしなければならない。起き上がってしまっている。
「おまえっ、まだやる気かよ、死ね!」
そう言って殴りかかろうとしたが、なぎさっちの言葉で威力は増してしまった。だがその時烏間先生は迷いなく私を助けてくれた。
「身内が迷惑かけてすまなかった。あとは、俺が交渉する。」
その時、1人の来客が現れた。
「その必要はありません。新任教師の手腕に興味がありまして、見に来ていました。桜ノ宮のご令嬢様に手を出しているところもね。」