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月が欠けた日から…

第8章 教育の違い


「解雇通知です。ここの教師の任命権は私にある。防衛省では無い。そのことをお忘れなく。」

そう言って次は私の方に目を向けられた。

「、大丈夫だったかい?怪我はない?なにか、欲しいものがあれば取ってくるよ。」

私は學峯さんの言葉にハッと気づいた。私を救ってくれる人はいつもこの人だ。いつも目を見て心配してくれて、本当の親のようだ。

「いえ!大丈夫です!また近々お家、行かせてもらいますね!」

そう言ってにっこり笑うと頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。私はあの人の指導が大好きだ。そして、私の担任も、2人の指導も。

明日は自分のことになりそうだ。

「の話は明日聞くとして、烏間先生!臨時報酬、あってもいーんじゃなーい?」

そういうと、烏間先生は財布を取りだしてはみんなで買い物になりそうだった。私はカルマが戻ってきたのをいいことに思いっきり抱きしめに行った。

「かーるまっ!だいすき!」

「ただいまって、、いきなりどうしたの?俺に惚れちゃった?」

私は學峯さんも私のクラスも先生団もカルマも大好きだ。

「それは元から!今はもっと好き!」

へへ〜っと笑って見せたらカルマも笑って返してくれた。

「かわいいなぁ、は。俺ものこと大好きだよ?」

そんな会話をしながらクラスに戻り、一日の幕を下ろした。
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