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月が欠けた日から…

第7章 梅雨明けは球技大会


「先生、1度スポコン物の熱血コーチをやってみたかったんです!」

男子はころ監督を中心に特訓が始まるようだった。

「にしても、、モッテモテじゃーん!まさか野球部主将に告られてたとは!」
「三角関係ねぇ!嫌いじゃないわ、この話!」
「やっぱマドンナは違うよねーっ!さすが!」

「いや、あのねぇ。とりあえず私たち女子はバスケ頑張ろ!」

そんなこんな、球技大会前にハプニングもあったが、球技大会はバチバチの状態で幕を開けた。

私たち女バスとの戦いは2クウォーターはとったはいいものの、3クウォーター目であと少しのところでやられた。だが、いちばん問題なのは…。

「いやぁ、惜しかったねー!!ほんと、のおかげだよー!」

「そんなことないよ!!そーゆーりおだって活躍してたし凄かったよ!」

体育館から歩きながら野球場に向かった。

「ごめんねー、私が足を引っ張っちゃったせいで最後取れなくて…。」

「大丈夫大丈夫!結局2対1で勝ったんだし!」

そんなことを話しているうちに野球場に着いた。

「さて、男子はどうなっているかな。」

「ね、ねぇあれ見て!!E組3点とってる!」

まさか点数が入っているなんて思わなかった。だけど1回の表が終わったばかり。問題はこれからだ。
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