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月が欠けた日から…

第1章 出会いは3年E組で


「いや、まずは何個かつっこませろ!?なにこの怪物、キモイんだけど!は!?」

「なんてことを言うんですか、藍菜さん!」

その怪物は背がとても高く、そしてプンスカと怒っているようだった。

「とりあえず、藍菜さん、自己紹介をしてもらいましょう。その後に私について軽く説明をします。」

とりあえず自己紹介をテキトーに済ませておいた。

「えーと、元A組です。藍菜です。親がここの理事長と仲良くて、なので学秀とは幼馴染みです。それからなぎさっちとは小一から仲良いです。得意な教科は英語、苦手なのは数学。小学から喧嘩早くて3日前くらいにまた喧嘩したらE組に落とされました。よろしく。」

みんなはぽかんとしていたが、1人が口を開いた。

「藍菜さんの噂なら休み明けに聞いたけど、藍菜さんが喧嘩とは…。それに学一のマドンナって言われたらわかる気がする…」

私はどんな反応をしたらいいのか分からず、困っていると、

「質問コーナーはここまで!藍菜さんは私の事の話を詳しく聞いてないようなので軽く説明しておきましょう…」

そう言われ席について説明を受けていると色々と言いたいことがありすぎて訳が分からなくなった。

「月を爆発した犯人ー!?賞金100億!?そして人工なの!?こいつが!?」

ありえない話だが受け止めるしかないようだった。

「藍菜さん!先生に向かってこいつとは!とまぁ、でも、私は来年3月までみんなと仲良しこよしやっていくつもりです。殺せるといいですねぇー?では、質問タイムどーぞ!」

殺せんせーはヌルフフと笑いながら私に煽り返した。
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