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月が欠けた日から…

第5章 突然の転校生


次の日も少し問題ありの日だった。いや、問題無しの日の方がない気がする。なんなら、今日は私にとっても問題ありな日だった。

「ね、ねぇ、カルマ…?もうそろそろいいでしょ?もう恥ずかしいからぁ!」

そう、私は昨日カルマとしたゲームの賭けに負けてしまい、罰ゲームが勝った人の言うことを聞くこと。つまり、カルマの言う通りにしなきゃいけない日だった。

おかげで私はクラスのみんなに見せつけるかのように離さないと言わんばかりに体に手を巻き付けられお互いの体が密着した状態で私はカルマくんの上に座っていた。

「いやぁ、まさか昨日そんなことがあったなんてっ…!俺もちゃんを上に乗っけたい!」

と岡島くん。

「先生、これが目の保養になりそうです!ロヴロさんとイリーナ先生を見ていると少々暑苦しいもので…!」

こんな有様だ…。カルマは馬鹿力だからそう簡単に離してはくれない。

そして、今はロヴロさんとイリーナ先生は烏間先生暗殺(ゴムナイフで)作戦が実行されていた。体育終わりの時も…

「からすまぁー!つかれたでしょ?冷たい水持ってきたわ!ぐっと行っちゃって!」

どう見てもあの中に何か含まれている。うちらでも騙せるわけが無い。
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