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月が欠けた日から…

第5章 突然の転校生


それは、一日中ずっと続いた。

「、大変だったね…?俺と机くっつけておいて良かったでしょ?」

そう、私は1時間目の途中からカルマに提案され、机をくっつけて玉を避けていた。

「ほんとに大変だったね。カルマの隣でよかったよ!」

「でも、問題なのは明日からだよねぇー。」

カルマの言う通り、明日からずっとこれが続くと思うとあの固定砲台のせいで真面目に授業は受けれそうになかった。

「あー、たしかに。そうだよねー。」

「今度は俺の膝の上来る?」

カルマはニヤリと笑って私をからかってきた。

「からかうなー!」

今日はあの転校生の事件だけであとは何事もなく一日が終わった。

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「カルマ!おっはよ!」

今日もいつもと同じように始まった。だけど、問題はこれからだ。

2人で呆れてガラリとドアを開けて入った先に映ったのは…

「えぇ!?今度は何が起こったの!?どうした、固定砲台!?」

「あっ、おっはよー!」

「優月、おはよ…。で、こいつどうしちゃったわけ!?」

「あー、なんか殺せんせーが改良したらしいよ?でもおかげで見てよ、これ!可愛くなったよね〜!」

とはいえ、元々は殺せんせーを殺すために作られたもの。どうせこの物体は結局迷惑をかけるのかな。その意見は聞かなくても寺坂とかるまと一緒のようだった。
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