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月が欠けた日から…

第4章 修学旅行は山あり谷あり


「えぇ、うちの理事長から聞いてます。にしても、神崎さん何かありましたか?迷いが吹っ切れたような顔をしています」

「はい!ありがとうございました!」

の顔、こんなに傷つけられて…。俺がどんなに心配したか知らないくせに…。
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私が目を覚ますとそこは宿泊先の宿のようだった。

「あっ、!大丈夫!?4班大変だったって聞いてたけどカルマくんがを抱き上げて帰ってきたの見てビックリしちゃったんだよ!」

女子のみんなが集まってきて、すっごく心配してくれた。

「あっ、さっきカルマくん来てたよ?のことみてすっごく悲しい顔してた。」

かえでがカルマくんが来ていたのを見ていたのか、直ぐに報告してくれた。

「そうなの?男子大部屋だよね?行ってくる!」

みんなは行ってらっしゃーいと言ってくれて、部屋を出た。

「えーと、あ、ここだ!」

そう言って入ろうとすると中から聞こえたのは女子のランク付け大会の声だった。中からはカルマの声も聞こえた。

「お!カルマちょうどいい所に!お前は可愛い女子はやっぱりか?彼女だもんなー。」

「それでなくてもは1位ダントツ!だけどな!その後に桃花、莉桜、メグと続いてるぜ!」

これだから男子は…。呆れながらも耳を済ましてカルマくんの言葉を待つと、

「あたりまえじゃーん?俺にはしかいないし。」
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