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月が欠けた日から…

第4章 修学旅行は山あり谷あり


はあいつに何度かKOされて、意識は飛んでしまっているようだった。ほかのかろうじて残っているヤツらをやろうとした瞬間、遅く着いた殺せんせーがやっと来た。

後のことは一瞬で片付いた。
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「殺せんせー!がっ!」

「分かっています。ですが、やられたのは殴られて、蹴られたぐらいでしょう。宿泊先で手当しましょう。藍奈さんのことですから、2時間程度で意識は戻るでしょうし、では。」

殺せんせーはを持ち上げて出ようとしたが、俺は自分でやりたかった。

「せんせー、は俺が持つ。てか、俺に持たせてくんない?」

せんせーはニマニマしながら変な目で見ていたが、結局俺に任せてくれた。

「はぁぁ。1時はどうなることかと思った…。だけど、が全部あいつらやっつけちゃって、桜ノ宮学園の理事長の娘さんだなんてビックリしちゃったよ!極道で有名な理事長で、犯罪組織はほとんど桜ノ宮が持ってるって噂でしょ?」

俺は桜ノ宮を聞いた時はびっくりしたが、喧嘩強いのも納得で特に言うつもりはなかった。

「殺せんせー、が桜ノ宮の娘って知ってたの?俺はから聞いたけど。」
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