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月が欠けた日から…

第33章 未来の話


次の日、私は集合時間より少し早く校舎に行くとそこには1人、カエデがいた。

「カエデ!久しぶりー!」

「!久しぶりー!4年ぶりとかだよね!」

私はそうそう!と頷きふたりで少しはしゃいでいた。

「殺せんせーも今日来てくれてるのかな。」

私とカエデは校舎を見ながら、カエデがそう言った。

「来てくれてるんじゃない?昨日私とかるまとなぎさで来た時はいるような感じしたよ。」

「ええっ!?うそ、昨日なぎさとかるまもいたんだ!そっかぁ。それで?婚約してから7年たってるけど順調なのー?」

そう聞かれ私は結婚したことを報告しようとしたその時だった。

「よぉ!朝ドラ女優にカリスマ経営者!」

その声に振り向くとそこにはみんな来ていた。

「カエデちゃんは、それ衣装?は仕事ー?4年ぶりとかだよね!2人とも忙しいのに平気なのー?」

「私は休憩時間だから抜け出してきたのー。いつもみんなに任せっきりじゃ悪くて!」

「私はさっきまで仕事だった!今日カルマ帰ってくるの早いからふたりでのんびりしようってことになって。」

そう言うと私はみんなにからかわれた。あの時と同じだ。

「このやろー!婚約してるやつがー!」

私達は少しはしゃいだあと委員長を中心に手入れをはじめていった。
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