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月が欠けた日から…

第33章 未来の話


殺せんせーからもおめでとうございます!って言うかのように風が大きく吹き出した。

「そっかぁ。結婚式楽しみにしてる!」

私達3人は山を降りて渚とわかれ、帰路へとつこうとした時だった。

「、俺ら上手くやって行ける気がする。」

「私もそんな気がする。この先もずっと仲良しでいたいね!」

そう言うとカルマはどこか先の未来を見つめるかのように私を見ていた。

「カルマ…?」

「俺はのこと絶対幸せにするから、愛してる」

私はそう言われ、嬉しすぎて泣きそうになるのを堪えていたけど無理そうだった。

「私もっ!私も、愛してる。」

「もー、はほんとに泣き虫だね。」

カルマにそう言われながらキスされた。車の中だとはいえ見られてないよな、なんて思いながら。

「それじゃ、帰ろうか。」

そうして私たちは家に帰り、明日のカルマの合格祈願をしながらご飯を二人で食べた。なんだか、今日はすごく幸せなひとなり、一日の幕を下ろした。
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