第33章 未来の話
「それで?はあの時どこにいたわけ?」
私はふふーんと自慢げに笑った。
「2人とも体まだなまってない?」
「うん?大丈夫だけど…」
「なんでー?全然動けるけどさ」
2人は疑問に思いながらも私はあの時いた場所を目指してフリーランニングを使った。
「まじ?フリーランニングでここ登ったの?」
「そうそう、あの時みんなサバゲーに集中して私のこと気にしてなかったでしょ?だから見てないうちに範囲ギリギリのこの上に行ったの。」
そう言うと2人はかなり驚いていた。
「ほんとに、運動神経ばけもんかよ、は。」
私達は3人はぴょんぴょんと登っていき私がいた光景を見せた。
「ここが、私が隠れていた、私と殺せんせーと烏間先生しか知らない場所。あの真反対の崖に烏間先生がいてここから下を覗けば全員を見ることができるの。」
「こんなとこ、分かるはずないわな。」
「、スゴすぎ…」
私は少し自慢げになりながら最後の戦いになったあの広場までまたフリーランニングを使って降りていった。
「まだ体動けてよかったわ…。にしてもあの動きであの時ここ降りてったよね」
「そうだったんだ。僕その時起き上がれてなかった時かも。」
とまぁ、サバゲーの時の種明かしもしながらまた教室へと戻った。