第4章 修学旅行は山あり谷あり
「桜ノ宮のお嬢さんよぉ、お前はここでジ・エンドだ。」
私は戦闘用意をして睨みを聞かせていた時だった。ドアが空いて誰か入ってきたみたいだった。
「あー、やっと来たか。俺のツレだ。どうなるか分かってんな?」
「あ?どっちがジ・エンドか、教えてやるよ。俺の女に手出した罰だ、見とけ。」
だが、ドアからは聞き覚えのある声が聞こえた。
「修学旅行のしおり、1234ページ。班員が拉致られた時の対処法。犯人の手がかりがない場合、まずは言葉の訛りなどから地元の人じゃないかそう出ないかを判断する。地元民じゃなく制服を着ていた場合、1274ページ、考えられるのは相手も修学旅行生である。」
私がハッと振り向いた先にそこにいたのは杉野くんとカルマ、なぎさっちだった。
「来ちゃダメ!」
そう言った瞬間、私は宙に飛ばされ意識を失った。
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「!?お前、俺の女に手出すとはどうなるか分かってんのか?あんたらのこの後の修学旅行は…入院だよ。」
俺はやったであろう無様な倒れたやつを見ながらリーダーであるような男を殴り倒した。こいつら、に手出すとか何してくれてんだよ。