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月が欠けた日から…

第33章 未来の話


「だけど結局、渚がみんなを集めたその場で私とカルマ、みんなの前で殴り合い始まろうとしちゃったんだよね」

「そうそう、お互い頭に血上って付き合ってるとかそんなの関係なしに殴りかかろうとしちゃってたね。」

その頃を思い出すと我ながら自分もカルマも恐ろしいなと思った。

「けどその殴ろうとした瞬間に殺せんせーが止めに入ってきてふざけてんのかなって。」

「けど、カルマとの喧嘩が1番怖いと思ったけど僕もカルマとの喧嘩が1番初めてで怖かったよ。殺せんせーは中学生の喧嘩大いに結構!とか言ってたよねー。」

「似てねー。」

それで始まったのが殺せんせー考案のサバイバルゲームだった。

「あれ結局どこにいたの?俺やなぎさまでわかんなすぎてほぼ最終まで出てこなかったし。」

「ああ、それ後で行ってみる?マジで見つからないとこ。まだ2人ともフリーランニング使えるならだけど…」

そう言うと2人は行ってみたいとのことであとで回ることになった。そのあとはどうなったのかはよく覚えている。

「まじで強すぎてもう二度とこの先喧嘩したくないよ。」

「おなじく、わたしも。」

ふたりで顔を見合せてふたりでクスッと笑った。
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