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月が欠けた日から…

第33章 未来の話


「私もそんなにかなぁ。どっちもやりがいがあるし私は楽しく経営回してる。それに仕事もだけどカルマを支えていけてるしね。」

「すごいね、カルマとは。全然ぶれてない。2人とも幸せそうだし。」

そうは言われて半分は嬉しいけどなんか複雑だった。

「ねぇ、2人とも探検しよ!」

というわけで大人になった私たちで探検が始まった。と、最初に仕掛けたのは3のEの表札だった。

「よし私は出来た!ってなぎさ届いてなーい!」

「ほら持ち上げてっと…っははははっ!」

私とカルマで渚の背の低さに笑ってしまった。そんなこんなで次に行ったのは玄関で。

「そー、ここよく殺せんせー屈んでたよね。」

「あ、覚えてる!身長高いもん、あのタコ」

「殺せんせーそれからよく窓から出入りしたりとかさー。」

そうそうと話していると今度は理科室に行ってみようってことになった。

「うわぁ、ここも懐かしいなぁ。よく愛美ちゃん毒薬研究とかしてたっけ。」

「あったねー。俺のいじめ道具増やしてくれたりとか。」

なんて話しながら最後に職員室に行くことにした。そこは、私たちにとって先生の居場所。殺せんせーにとっては一番の思い出。
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