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月が欠けた日から…

第4章 修学旅行は山あり谷あり


「ほんと完璧なプランだねぇ。こんな場所にのこのこと、なんでこんな拉致られやすい歩くかねぇ」

前からやってきた複数の男に、後ろから複数人。うちらならやれるか?そう思ってかるまくんに合図を送った。

「、あっちよろしく。」

「りょーかいっ!」

私たち二人で一気に2人倒したのはいいものの、後ろに気をつけることを忘れて、かえでと神崎ちゃんが捕まっていた。やられた。何人もいることに気づかず、私も不意打ちをつかれ、横から来た男に捕まった。

「カルマ!」

「ちっ、おい、少しは黙ってろ!」

私は抵抗したが、さすがにここまでの年上相手だとかなうはずがなかった。

「うるっせぇ!黙って捕まるかってんだ!離せこのくぞが!」

そうは言ったが結局私たちは連れ去られた。

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「ってててて…。なぎさもカルマも大丈夫か?」

「ったく…。あいつら許せねぇ。俺の女に何手出してくれちゃってんだよ…。俺に処刑させろ…。」

「大丈夫…。だけど、これからどうやって見つけだす?」

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「っ…おい!うちらをどーするつもりだよ?あぁ?どちらさんに喧嘩売ってんのか分かってんのか!?」

私はここまで来たらあれを出すしかないと思い、護身用にみにつけていたカッターナイフを取り出した。

「おめぇは黙ってろ!女の分際で口出すんじゃねぇよ!」
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