• テキストサイズ

月が欠けた日から…

第29章 残された時間と誕生日


「、ほんとよく裏情報掴んできてくれたから助かってたよ。」

「そうそう、殺せんせーの言う通り、謝ることじゃねぇよ。はなんも悪くねぇだろ?」

「そうだよ!が悪いなんて誰も言わないよ!仕方なかったことなんだし。ほんとに、その家柄は誇るべきものだと思う!」

私はみんなに励まされ、少しやっと落ち着けた。と、殺せんせーはりおにやっと目をつけていた。

「ところで中村さん!山中の激戦でも君の足音は大人しかったですねぇ。しかも、甘い匂いがするようですが!?」

「地獄耳に地獄鼻かい。月が爆発してから今日でその1年でしょー?たしか雪村先生は今日を殺せんせーの誕生日にしたんだよね?これを崩さずに持ってこれる私の技術を褒めて欲しいなー…って聞けよ!」

殺せんせーはケーキにしがみついてりおの話をほとんど聞いていなかった…

「だって…だって…!1週間ぶりのスイーツ…!」

「あぁもう!ヨダレが垂れる!みんな!とっとと歌っちゃうよ!」

というわけでみんなでバースデーソングを歌うことになった。

「さん、はい!」

「「「ハッピバースデトゥーユー、ハッピバースデートゥーユー!ハッピバースデーディア、殺せんせー。ハッピバースデートゥーユー」」」
/ 368ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp