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月が欠けた日から…

第29章 残された時間と誕生日


フリーランニングを使って学校へ向かう途中、カルマとなぎさにあった。

「やっと家出れたんだね。」

「ちょっと心配したよ。」

「ごめんごめん、警備数が異常だったもんで抜け道考案するのに手間取っちゃってた。」

話しながら向かうとそこにはほぼみんな集まっていた。最後に来たいとなくんで私たちは学校へとみんなで向かった。

「最後のミッションは全員無事、登校する事!」

みんな覚悟を決めて山の中へと入っていった。その時点の時間で殺せんせー暗殺期限はあと3時間となった。

私たちが中に入ると早速罠にかかったターゲットがいた。私とカルマは全体の指揮が取れる大木の上から眺めていた。

「おっけい、3人ともナイス連携。」

「敵拠点からの情報今のところ全体警備人数は10人ほど。まだいるよ」

そして今度は原ちゃん辺りのところかな。そこの班もやったようだった。

「こっちの班は片付いたぞ、かるま、。」

「おっけい。」

「そっちの状況は?」

「んー?いまー、処刑中。悲鳴を餌にさらに増援を誘き寄せ、ここであと2、3人は始末したいね。」

私は敵拠点の情報をインカムから探った。情報によれば2班は確実に連絡は途切れているようだった。
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