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月が欠けた日から…

第29章 残された時間と誕生日


その後もクラスラインは動き続け、また私に向けた1報が入った。ちなみに、寺坂組はみんな集まってるらしい。色々動いていれば景色はあっという間に夜に変わっていた。

"、外でれる?会って作戦会議含めて諸々確認したい。"

私は磯貝くんにそう言われたが、外を確認すれば朝と変わらず厳重な警備が施されていて出れるものも出れなさそうだった。

"ごめん、私のとこ異常に警備数多くて出れんのよね…"

"そりゃそうだよな。"

"まじか。さすが極道家、すげーな"

というわけで私は個別チャットで諸々確認を磯貝くんとした。と、クラスラインでカルマが浮上した。

"磯貝"

"もし山の中まで入れたら…"

"そっからは俺とに仕切らせて"

私はカルマのそのLINEでなんで私?と一瞬思ったけどまぁたしかに作戦参謀でよく使われてるの私だっけ、と思い直した。

"頼む"

"ああ、任せた(^^)v"

これでほとんどは準備が整った。私はそろそろみんなの元へ、殺せんせーの元へ向かおうと着替え、家を出た。もちろん警備を抜けるための作戦も考案済みだ。
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