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月が欠けた日から…

第4章 修学旅行は山あり谷あり


時間は早いことに、1週間が過ぎ、今日から修学旅行だ。

「わぁー!新幹線おっき!?」

私たちクラスはE組ということもあり普通車だった。

「、そろそろ乗るよー!」

私はカエデに声をかけられ、班ごとに席に座った。

「何して遊ぶ?1時間半ほどで着くって!」

「UNOとかどう??」

「「いいねー!」」

私たちはカードゲームをしながら遊んでいた。

「そういや、殺せんせーどこいった?」

「そういえば、見てないねー?」

私たちは殺せんせーがどこに行ったのか分からず探していると窓の方から声が聞こえた。どうやら乗り遅れてしまったようだった。

「いやぁ、色々買っていたら乗り遅れてしまいました…」

この先生は自分が危険生物だってことを忘れているのか?クラス全員そう思った。

「殺せんせー!その変装じゃバレるからまずは鼻からどうよ?俺こういうの作るの得意なんだ!」

菅谷くんはそう言って削った鼻を殺せんせーに渡していた。

「なんか、修学旅行でいろんな人たちの姿見れるね!」

「ほんとだね!」

そんなこんなで新幹線の旅を楽しんでいる間、あっという間に京都に着いた。

「暗殺の場所どこがいいかなー?」
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