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月が欠けた日から…

第28章 合否とともに…


「そういえば帰る前に夜ご飯、外で食べてかない?」

「おお!いいね!食べてこ!」

そう、私たちはこの後、大きなことに巻き込まれると知らずに。

「あ、じゃあさ、私のおじさんがやってるとこなんだけどさそこ行かない?コスパよくておいしいんだ!」

「へぇー、じゃあそこにしようか。」

というわけで夜ご飯はすぐ決まり、私たちは薄暗くなってきている景色に足を進めた。

「おじさーん!久しぶり!食べに来たよ!」

お店の中に入ると相変わらずおじさんの一派の連中が多かったけど快く迎えてくれた。

「ちゃん!」
「ちゃんか!」
「え、なになに彼氏?」

私は周りの声を無視して座った。

「あいつらうるさくてごめんね。なんでも好きなの食べてってな!彼氏さんも。」

「あ、ありがとうございます。にしても結構モテるんだ。」

私はそんなことないよ!と言って少し照れながらご飯を待っていた、その時だった。

「ん?ねぇ、見てこのニュース速報。」

私はスマホの通知をカルマにも見せた。そこに書いてあったのは、超生物が中学生を人質に、という内容での生会見のようだった。

「、これ!」

私とカルマは会見をみてびっくりした。まさか、殺せんせーが…
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