第28章 合否とともに…
と、そんな時だった。
"プルルルル"
着信画面の名前は渚からだった。私はすぐさまスピーカーにしてカルマと一緒に出た。
「もしもし、ニュース見た!?校舎の方も結構大変なんだ!」
「ニュース見たよ!結構やばくない?みんな集まってるの?今カルマと一緒。そっちにみんないるの?」
「うん、結構みんな集まってる。」
わかった、とだけ言い残して私とカルマはすぐにお店を出た。
「あっ、みんないる!」
私とカルマは学校近くまで行くとなぎさと杉野くん達を見つけた。みんないるようだった。
「渚、何があったの?」
「実は、テレビ局に撮られて…。今烏間先生が本部で話をするって。」
訳が分からずとりあえず烏間先生について行った。
「烏間先生、殺せんせーに何があったんですか?」
「タイムリミットだ。政府はこれまで準備を進めてきた最終手段を発動したんだ。」
烏間先生がいうにはレーザーは殺せんせーを1週間後に殺す武器だと言った。
「そんな!俺たちの暗殺は!?」
「君たちは今日まで良く頑張った。あとは我々に任せるんだ。」
「今更出張ってきて任せろだ!?」
烏間先生はもう烏間先生じゃないのかもしれない。もう政府に翻ったのか。