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月が欠けた日から…

第26章 殺せんせー救出作戦は宇宙で?


私はほっとしたのもあり、心配が解けたのもありみんなの前で思いっきり抱きしめに行っていた。

「カルマ、おかえりーっ!」

「うわぁっ!ちょっ、ごめん、。動けないからあんまくっつかないで…」

私は地球と宇宙の引力の差を忘れてカルマにくっつくとヘナヘナになって倒れ込んでしまった。

「あっ、そうだった、ごめん…。大丈夫?」

とまぁ、私はカルマを手伝いながらクラスに戻り、早速データの開封と来た。ここはまなみちゃんが大活躍のようだった。

「爆発の可能性は高くとも1%以下!」

私はカルマを手伝いながらなんとなく話を聞いているとそう聞こえてきた。

「え、この薬品作れんのかよ…」

「割と簡単です。というか私、前にこれとほとんど同じ薬を作ったことが!」

「「あれかよ!」」

まなみちゃんの話によれば解決策はすんなりと見つかったようだった。

「いいのかよ、こんな簡単に見つかって…」

「ううん。そんな簡単な道じゃなかったと思う。破壊生物になりかけた殺せんせーをお姉ちゃんが命懸けでとめたから。殺せんせーがお姉ちゃんの跡を継いで命をかけて私たちに授業をしてくれたから。みんなが命を賭けなかったら薬も多分作られてなかったし。」

「なんにせよ1%以下じゃないも同然!殺せなくても地球が爆発しなくて済むぞー!」
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