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月が欠けた日から…

第26章 殺せんせー救出作戦は宇宙で?


「それで何、話って。」

「これまで僕はとは幼なじみとして仲良くしてきた。だからこそ僕はカルマと宇宙に行ってみたいんだ。」

渚はそう言って話を切り出した。

「ん?なら話は簡単じゃん。私も宇宙に興味はあるけど正直怖いし私はいいかなーって思ってたし。だから…」

そう言って話を切り上げようとすると渚は話をさえぎった。

「そうじゃなくて!カルマは違うんだもんね…?」

「…。なぎさには気づかれちゃうか。そうだね。がいるなら俺はと行きたいかな。」

私はそれでハッとして渚が外に連れ出して話をしたいと言った理由がわかった。

「も気づいたと思うけどそういうこと。僕はカルマのことをもっと知りたいと思ったから一緒に行きたいと思った。だけどカルマはが僕と一緒に行かれるのが嫌だから戸惑った、そういう事だよね。」

と渚が言うとカルマは首を縦に振った。私は空を仰ぎながら少し昔話をすることにした。

「私はさ、渚と小さい頃から一緒で家が隣で。私の事心配してくれたり一緒に遊んだり。とにかく色んなことを一緒に経験してきた。そして今は大好きな人がもう一人増えて大切な存在が何人もいる。だからこそ、私はカルマと渚のふたりで行って欲しい。」
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