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月が欠けた日から…

第26章 殺せんせー救出作戦は宇宙で?


「そう!!暗殺教室季節外れの自由研究テーマ!宇宙ステーションをハイジャックして実験データを盗んでみよう!」

「まじで…?」

「Yes!magical!」

「あ、あははは…。いや笑えないけどやるしかないんだよね、これ。」

「だね…。」

というわけでここからはどうやってハイジャックするかの作戦会議となった。(いやこれ中学生が考えることじゃない…)

「研究データを積んだ帰還戦は太平洋上に着水。万が一、ターゲットに奪取されるのを防ぐため、開封せず、帰還戦ごと研究施設に搬入する…と。とても賢い警戒態勢です。」

なるほどね。先生でも重いものは持てないから宇宙に行くのね。

「まぁとりあえずここからは作戦参謀に任せて俺らは待ってよっか。」

「そうだね。」

私とカルマは話半分に聴きながら窓際で待っていた。と、そこでやっと作戦は纏まったようだった。

「計画は整った。あとはいよいよ実行だけどロケットに乗れるのは2人だけだ…行きたい人!」

とそこで手を挙げたのはやっぱり男子が多かった。私も正直興味はあるけど怖いからいいや…。

「うーん…だよな…」

「まだ1度も成功してない試験機ですが…それでも乗りたい人!…ですよね…」

やっぱりリスクがあると手を上げる人は0になった。
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