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月が欠けた日から…

第25章 三学期の始まり~クラスの喧嘩と私たちの喧嘩~


首を絞められなかなか動けなかったカルマはやっとの思いで抜け出しそこで渚を思いっきり投げ飛ばし渚はそこでやっと気絶してしまった。

「はぁ。やられるとこだった。危ない危ない。なぎさくんは仕留めたか。ほらぁー、でてきなよー!なぎさくんはやったよー!今度はの番だよ、でてこいよ。」

そういって大声で私を呼んできた。やっと私の出番って訳か。

「ふっ、もう出番か。なぎさ、私が仇討ってやるよ。正攻法でね。」

私はボソッとそう吐き捨て身軽の体を動かし、木の枝をぴょんぴょんと伝い宙を浮いて高さ3階相当の上からカルマのいる地面に飛び降りた。

「!?」
「藍奈さん!?」

「藍奈さん!一体どこから!それにずっとどこにいたんですか!姿が見えなくみんな心配していたんですよ!」

私は、まずは殺せんせーの質問に答えた。

「殺せんせーと烏間先生と私以外誰も知らないポイント、って言ったらわかるよね?殺せんせー。」

そういうと烏間先生と殺せんせーはハッとしてそれ以上は何も言わなかった。

「!だから一体どこにいたのかって聞いてんのよ!」

「ごめん、りお、それには答えられない。この前の体育の課外授業で烏間先生が私だけに教えてくれた誰も知らないポイントがあるんだ。」

私は外野からの質問はそれまでにし、目の前にいるカルマと向き合った。
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