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月が欠けた日から…

第25章 三学期の始まり~クラスの喧嘩と私たちの喧嘩~


と、そこですみれちゃんを狙って走っていく姿が1人…。これはカルマも想定外だろうけどそこで赤チームのひなたと木村くんがアウトとなっていた。

「これでお互い五分五分か。まぁいいとこ行くけど私の出番はまだかぁー。」

私ははぁっと大きくため息をひとつしてカルマが出てくるところを待った。と、そこで赤チームの副官役を担っているらしい莉桜が登場して、そこで赤チームの三村くんがアウト。私のチームですみれちゃんがアウトとなった。

「1回整理するかな。」

今の状況はこんな感じか、と整理するとこのようになっているみたいだった。

《賛成派》
・なぎさ・磯貝くん・前原くん・ひなた・まなみちゃん

《反対派》
カルマ・寺坂くん・りお・凛花・三村くん・吉田くん・いとなくん

これで7vs6となっていた。おぉ、なんか激戦になりそうな予感がする。まぁ今頃はカルマは血眼になって私の居場所を頭脳で割り出そうとするわな。あとはなぎさの居場所もわかってない感じと来た。

「さぁて、カルマ、私の場所がわかるかなー?」

そう、というのも今のところこの場所付近には誰も来ていない。なんなら暇なくらいだ。と、そこでやはり旗中央付近で激戦が繰り広げられたがその間にりお達が案の定動いてきた。


だけど私の出番はまだそこじゃない。
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