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月が欠けた日から…

第25章 三学期の始まり~クラスの喧嘩と私たちの喧嘩~


「ん?奥はあれ誰だ…?」

よく目を凝らして見てみると真反対の崖の上に烏間先生が居た。ここはどうやら審判席の真反対の場所のようだった。そこで私のチームのひとり、ゆきこちゃんがやられたようだった。とそこでインカムがザザッと雑音を放ったかと思えば渚の声が聞こえた。

「ねぇ、どこにいる?さっきから姿が見えなくて状況が把握できてないんだけど。」

「んー?どこだろうねー。えーっと、渚はどこかなーっと。」

私はなぎさを見つけようとしたが下にはいない。そのちょっと上をよくよく見るとなんと渚は烏間先生と一緒のようだった。

「え、?」

「あー、いたいた。ちなみに私は戦場全体、みんながどこにいるのか把握できる場所にいるよー。あー、気にしないで。青チームのみんなもね。敵チームもだけど殺せんせーと烏間先生、私以外絶対分からない場所にいるからー。」

「え?あ、ちょっ、!?」

私はそれだけを言い残し戦場を観察していた。そこで赤チーム、きららちゃんと私のチームで杉野くんとゆづきがアウトを食らったようだった。

「へぇ、カルマやるね。だけどこの私は絶対見破れないだろうね。」

みんなの様子を見ていると私たちのチームがやや不利となっているようだった。そこでひなのちゃん、カエデがアウトを食らった。
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