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月が欠けた日から…

第24章 《番外編》クリスマスと誕生日


「母さんから話は聞いてるよ。わざわざ息子のためにありがとうね。」

「父さんも母さんも帰ってくるなら言ってくれればいいのにー」

「ちゃんから内緒にしてくれって言われたのよ。サプライズしたいからーって。ほんといい子捕まえたね、かるま。」

私もカルマも少し照れながら苦笑いをしてその場をごまかした。そんなこんなで出来上がった夜ご飯はかなり豪華なものとなった。

「ちゃん料理上手なんだね!すごい豪華でおいしそうね!ささ、席に着いて食べようか!」

「いえいえそんな!大したものじゃないですけど味は保証します!」

そうして私と赤羽家でテーブルを囲みカルマの誕生日とクリスマスを祝った。

「カルマ、誕生日おめでとう!」
「おめでとう」

カルマはどこか照れくさそうにソワソワしていたがすごく幸せそうだった。

「じゃあ、いただこうか。ちゃん、こんな息子だがこれからもよろしく頼みます」

お父さんからそう言われ私はニコッと笑ってはい、とその一言を返した。こうしてテーブルを囲んで食べる夜ご飯はいつも以上に美味しかった。

「、ご飯おいしい!また今度作ってよ」

「いくらでも!」

「今度私とも一緒に作らない?」

お母さんからも一緒に作ろうと提案も受けて私はすごく嬉しくなった

「えー!ぜひぜひー!」
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