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月が欠けた日から…

第24章 《番外編》クリスマスと誕生日


私は夫婦っぽい雰囲気になって少しドキドキしながら夜ご飯を作っていた。カルマはさっそく私があげたソフトで遊んでいるようだった。

「かるまー、それ私もやりたいから後で貸してよー?」

「いいよー。俺が少し進めとくねー!」

私はカルマの操作しているゲームをテレビ画面を台所からみながらご飯を作っているとちょうど玄関の方から音がした。

「え?母さんと父さん帰ってきた?」

「お、ちょうどいいくらいのタイミングだ。」

そういうとカルマはなんのこと?と私に聞いてきたからそこでネタバラシをした。

「実はね、お母さんの連絡先前に会った時に交換したじゃん?だから、今日カルマの誕生日だからクリスマスでもあるし誕生日だから帰って来れないですかー?って連絡したの!」

そういうとカルマは少し驚いていた。と、ちょうどリビングのドアが開き、久しぶりにお母さんの顔を見た。お父さんを見た時初めてだったこともあって少しドキドキしたけどカルマにそっくりだった。

「あらー!ちゃん夜ご飯作ってくれてたのね!ありがとうねー。」

「いえいえ、そんな!お邪魔してます!お父さんとははじめましてですね。」

私は少し緊張しながらお父さんの方を見ると優しく返してくれた。
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