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月が欠けた日から…

第24章 《番外編》クリスマスと誕生日


殺せんせーの過去を知ったその1週間後。今日はクリスマス!と、カルマの誕生日だ。

「かるま、誕生日おめでとう!」

というわけで私はサプライズで家に押しかけた。突然の登場でびっくりしている顔はなかなか見ることの無い顔だった。

「あ、ありがとう。くるなら言ってくれればいいのにー」

「とか言いながら顔真っ赤じゃん!」

そういうと無言で抱きしめられた。恥ずかしがってるのも可愛いなと思いつつ私は暖かい体に包まれて幸せを感じた。

「あんま見ないで。」

「ごめんってばー笑。あ、そうだ、はい!これ」

私はカルマから少し離れ持っていた手提げ袋をカルマに渡した。

「んー?」

「誕プレとクリスマスプレゼント!喜んでくれたらいいなって思って」

そういうとカルマは中身を開けた。中に入れたのは…

「え、これ俺が欲しかったゲームソフトじゃん!もうひとつはとお揃い?」

「そうだよー!これかわいくない?」

もうひとつはスマホストラップの色違いのおそろいにした。カルマの顔は今日は忙しくてちょっとかわいい。

「とおそろい言われてみれば持ってなかったからすごい嬉しい!」

「ならよかったー!今日はねー、クリスマスだし誕生日だから色々ご飯作るよ!台所借りてもいい?」

「どうぞー。のご飯楽しみにしてるね!」

私は早速台所を借りて夜ご飯の準備を始めた。
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