第3章 中間テストは波乱の予感
それを聞き付けた、優月や莉桜、陽菜乃、殺せんせーにイリーナ先生まで飛んできた。
「ちょっとそれどういうことよ、!?」
「カルマぁ、あんた積極的ねぇ?夜になにすんのよ!」
「にゅや!?中学生の男女の関係には何も言いませんが夜の関係は先生として許せませんっ!」
私たちはこの敏感のヤツらにどう対応していいのか分からなかったが、救世主がいて良かったと初めて思った。
「はそんな軽いことするような人じゃないよ!それにカルマ君だってなんかあったら助けてくれるから!」
「なぎさっち…。やっぱ、持つべきものは幼地味だよねーっ!」
ほかのみんなもなきさっちが言うなら大丈夫かと言って帰る準備をしていた。私はいつものようになぎさに抱きついていつものように絡みついていた。
「ちょ、!痛いってー!それに離れた方がいいと思うよ…?」
「なんで?いつものことじゃーん!」
私はそう言ったがよくよく考えてみればいつもの事とはいえ、目の前にカルマくんがいることをすっかり忘れていた。
「、いつものことってどーゆーこと?」
「っあー!ごめんごめん!小さい頃からよく抱きついてたから癖でつい…」
「……。」
そうはいったがカルマくんは黙ってしまい、カルマくんの家に着くまでは無言で歩いていた。