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月が欠けた日から…

第22章 《番外編》5英傑からの挑戦状~演劇発表会~


「えー、なによ前原。もしかしてのこと好きなのー?」

「え、そうなの!?」

私は莉桜の発言に少しびっくりして前原くんを見ると顔を真っ赤にしていた。

「は!?ちげーよ。ちょっときになって聞いてみたただけだし。けど、あん時俺も気になってたなーっていう話だけだよ。」

そう言って黙々と作業に戻ったが私は莉桜と顔を合わせてお互い少し驚いた。

「えっ、前原くん、それって…」

私がそう言いかけると前原くんはカルマに呼ばれた。

「前原ー、それとこれくっつけるの手伝ってー。」

「お、おう。」

私はさっきの話が少し気になりながら着実と完成へと手を進めた。

「ってやっぱモテるよねぇー、うらやましいわ!」

「え、そうかなー?自分そーゆーの気にしてないし!」

と、そんなこんなで話をしていると二つに分かれていた物がくっつけられひとつのものとなった。

「磯貝ー!殺せんせー入れる用のセット完成したから三村と確認お願い!」

「りょーかい!」

と作業を進めているといつの間にか日が暮れそうになっていた。時間を見ればもうすでに5時半となっていた。

「それじゃあ、今日はここで解散!あと2日はこの調子で進めて演劇発表会にむけて頑張ろう!」

「ヌルフフフ、楽しみですねぇ、演劇発表会!」

そんなこんなで作業を進め早くも演劇発表会当日を迎えた。
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