• テキストサイズ

月が欠けた日から…

第22章 《番外編》5英傑からの挑戦状~演劇発表会~


「はそっちお願い。渚くーん、こっち押さえてて。」

カルマと前原くん指導の元せっせと大きい道具の制作に取り掛かっていた。周りを見渡せば色んなグループに別れて共同作業となっているのに私は少し感動した。

「まさかこんな短期間で終わらせろとはねぇ。あいつもなかなかやるようになったよね、。」

私は莉桜と話しながら手を動かしていた。

「んー、そうかな?学秀はそういうとこあるよー?意外と人のことよく見てるから私も勉強教えて貰ってた時は私のこと見てくれてたからこれくらいできるだろー、とかね!」

「ふーん、にしても昔から仲良いんだ?」

「うん!私と学秀は幼なじみだよ!」

そう話していると後ろから声をかけられ振り返ると大道具のグループリーダーとなりつつある前原くんがいた。

「こっちも手伝うぜ!あっちがあともう少しで終わりそうだからこっちが出来たらあとはここくっつけるだけだし!」

「あ、助かる!ありがとう!」

そう言って前原くんと私と莉桜でここの大道具を完成させた。

「そういえばさ、って磯貝に体育祭のときに告られてたよな?」

「あー、そういえばそんな時もあったね!」

私は手を動かしながら前原くんと話しているとそこに莉桜も気になったのか話に入ってきた。
/ 368ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp