第20章 負けられない戦いは集大成に…
そしてやってきたテスト当日。A組の前を通りかかると教室の中はすんごい雰囲気が漂っていた。
「なんつー目してやがんだ。」
「うわ、こわっ。」
「恐ろしく気合い乗ってるよ、A組。カルマ、勝てんのー?」
私はひぇぇと冗談っぽく怖がりながら莉桜の質問に答えた。
「さぁねー。本気で殺す気がある奴がいたらか手強いけど。」
「私も。學峯さんの頭脳を打ち壊すとなるとやりにくいけど。」
そしてやってきた最初は英語。恐ろしくも、問題の難易度は大学並みという化け物に化していた。
「っ…ふぅ。なんとかって感じか。カルマは…?」
「ちょっとビックリはしてるよ。はもうギブー?」
「んなわけあるかっ!最後までこのペースで付き合ってやるわ!」
私とカルマはそうして次の科目へとお互い鼓舞をして刃を握った。なかなかのハードペースを乗り越えていくのは相当な体力が必要になるみたいだけど…。次の敵は、社会。
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目の前にはいつもより2倍とでかい怪物がいた。
「っ…カルマ!」
「任せな、、上!」
私は刃を振りかざし社会を打倒した。
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