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月が欠けた日から…

第19章 進路のこと、これからのこと。


「お、なんかおもしろそうなのきたじゃーん。ちょっと俺行ってくるわー。」

「え?あ、ちょ、かるまー!?どこ行くのよ…」

なにがなんだかわからず私はせっせと手を動かしていた。ふと窓のすみに目をやるとロブロさんがきていた。

「ロブロさん!烏間先生が殺されかけたとか言ってたよな。いってみよ。」

私が駆けつけるとちょうど席に座っていた時だった。

「ロブロさん!よかった、、ほんとに心配しましたよー。イリーナ先生も心配してたし、、」

「あぁ、か。大丈夫だ。最近はどうだ?腕を上げたか?」

私はもちろん!と返し、少し話をしてまた中へと引っ込んだ。そんなこんなで夕方になり、もう店終いをしている所だった。

「ちょ、ちょっと!あれ、のご両親じゃない!?」

私はゆづきの声にハッとして窓を見るとこっちに向かってくるお母さんとお父さんがいた。

「なんと!藍奈さんの!?それはまずい!」

そー言って私より殺せんせーの方が慌てていた。

「「いやなんで殺せんせーが先に外に出てんだよ」」

杉野くんと磯貝くんと前原くんは見事にハモって突っ込んでくれた。

「、いってきていいよ!ここは私たちが片付けておくから!」

私はありがとうと言い残して外に出た。
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