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月が欠けた日から…

第18章 イリーナ先生のこと


「烏間先生、烏間先生、烏間先生!!大丈夫ですか!?」

殺せんせーの呼び掛けにやっと烏間先生とトランシーバーが繋がったようだった。

「なんだ?」

「やっと繋がりました!先程の爆発音は!?」

「俺はいいが、イリーナは瓦礫の下敷きだ。だが、構っている暇はない。死神を追う。」

まさか、イリーナ先生が下敷きに!?

「だめ!どうして助けないの、烏間先生!!」

「イリーナは結果を求め、死神と組んだ。一人前のプロならば自己責任だ。」

そのあとは殺せんせーの計画を実行しここから脱出する手立てを考えた。これ結構きつい…。

「か、カルマ、重くない?」

「大丈夫、軽いから。」

私はきついのとカルマの上に乗っているのに少し恥ずかしさもあった。その時だった。また奥からなにやら音が聞こえてきた。ここはよく響くみたいだ。私たちは1回降り、殺せんせーの解説で状況を知ろうとしていだが…

「何言ってんのかわかんないよ!」
「何言ってるかさっぱりだよ!」
「わかるように説明しろよ!」

殺せんせーが実況下手すぎて状況がよく分からなかった。もう、このタコはー!!だけど、それでも烏間先生を救うことに成功したようだった。
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